2017年1月中旬撮影

佐世保線高橋〜武雄温泉間。武雄温泉駅の高架橋に上るところです。新幹線は写真の右側(南)を走行する予定です。GCT軌間変換装置も(実現するならば)、このあたりに設置されるはずです。 |

新幹線の高架橋が右側(南)に建設されます。GCTが実現するならば、地上の軌間変換装置から高架の新幹線武雄温泉駅に登るアプローチ線路が必要になります。GCTを諦め、フル規格新幹線を武雄温泉以南にしか建設しないならば、このあたりのアプローチ線建設は必要なくなります。一方、新鳥栖から全線をフル規格で建設する変更をするならば、このあたりを新幹線高架が通過しますが、アプローチ線を作ってから全線フル規格化に変更するならば、アプローチ線がフル規格高架橋の邪魔になります。GCT採用可否の決断を早くしなければ、多くの無駄が生じることになります。 |

佐世保線の高架から新幹線用地の更地が見えます。 |

武雄温泉駅の南側です。こちら側に接して新幹線が建設されます。 |

東側を見ます。新幹線は相対式2面2線の予定です。 |

在来線部分です。右側の1番線は、折り返し列車や待避列車用で、使用頻度は低いです。列車は主に、島式の2番線(右)・3番線(左)を使用します。GCT量産が間に合わないので、3番線の左側に接するように島式ホームを1面増設し、さらにその左側にフル規格新幹線を発着させ、対面乗り換えを実現させることになっています。 こちらを参照のこと。 |

西側を見ます。 |

西側には工事が進んでいる様子が見えます。在来線高架が途切れているように見える部分は「安全側線」です。 |

佐世保線の列車から、駅西側で進む工事を見下ろします。 |

この部分では、新幹線橋脚に支障する河川の流路変更が行われているようです。 |

橋脚が姿を表している箇所もあります。 |

武雄温泉駅から約1.5km西で、在来線から離れて行きます。「庄屋」の看板の両側に橋脚が見えます。 |

高架橋が山に当たったところが、下西山トンネル(L=145m)の予定ですが、地山全体を大幅に切り崩しているように見えます。トンネルは予定より短くなるかもしれません。 |