九州新幹線 千綿川橋梁ほか工区

2017年1月中旬撮影


東彼杵町の千綿川にかかる橋梁です。博多方の塩鶴トンネル(L=345m・貫通済)南側坑口が見えます。奥の雄大な橋は、広域農道・大村湾グリーンロードです。


左が博多方・右が長崎方。橋梁の高さは、塩鶴トンネル南側坑口付近で概ね標高80メートル。河床は約30メートルなので、50メートル近い高さがあることになります。


長崎方の千綿トンネル(L=1632m・工事完成済)北側坑口を見上げています。


高いところから見下ろします。奥が塩鶴トンネル南側坑口です。こちらに向かって25‰の下りです。この地上区間は約400メートルなので、塩鶴トンネル坑口南側から千綿トンネル北側坑口まで、10メートル下がる計算になります。ただ、千綿トンネルに進入して100メートルほどで、すぐに上り19‰にかかるので、このあたりは縦緩和曲線が入っているはずであり、10メートルは降りないかもしれません。


大村湾グリーンロードの展望台から、千綿トンネル北側坑口を見ます。


千綿トンネル北側坑口を望遠します。短いですが、橋梁とトンネルの間に土工区間があります。


奥に見える長崎自動車道の向こうが大村湾です。車窓は防音壁の高さにもよりますが、見えれば絶景でしょう。試運転が始まれば、列車を眺める人でグリーンロード展望台は大賑わいになるでしょう。


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