2018年1月中旬撮影
| ・過去の写真 |
| 2017年1月中旬 |

福重高架橋工区の皆同郷で、新幹線は大村線と接近しますが、郡川橋梁付近で再び離れて行きます。その新幹線と大村線との間に、大村車両基地が整備されています。ここから南に向け、新幹線と大村線は再度接近して併走しますが、そこまでの間が、概ね車両基地の用地になります。 向こうに竹松高架橋が見えます。 |

基地用地には高い盛り土が築かれています。これはおそらく、地盤改良のための「プレロード工法」でしょう。車両基地には、大きな床面積を持つ建造物が必要ですから、不等沈下が大敵です。そこで、地盤があまり強固ではない箇所では、建造物の着手前に予め土を盛り、その重力で基礎地盤の圧密沈下を促しつつ、強度を増加させます。今まで、いくつかの新幹線車両基地において、同様の工法が採用されてきました。 向こう側に完成した竹松高架橋が見えます。 |

車両基地の盛り土は、かなりの高さになりました。 |

長崎方に向かうと、竹松高架橋が大村線に接近してきます。基地の敷地は大まかに三角形を形成しています。 |

工区の最南端では、手前の基地引き込み線(上り本線から分岐)と、奥に見える本線の高架橋が併走します。右が長崎方です。 |